皆さん、こんにちは(^▽^)/
先日のA級順位戦は興奮しましたね。
一斉対局の8回戦は帰宅してから名人戦順位戦棋譜速報サイト(課金してますw)でリアルタイムに追ってましたけど、我らが深浦康市九段は勝って残留に向けて大きく前進しました。途中は少し苦しい局面ではないかと思われたので勝った瞬間は本当に嬉しかったな(*´ω` *)
一番印象に残ったのは佐藤(天)八段-久保九段の一戦。久保九段の執念の粘りにA級の底力を垣間見た将棋でした。あの久保九段が降級の危機を迎えているとは信じられませんがそれがA級の厳しさなのでしょう。A級の将棋は素人から見てもやはり凄みがありますね。毎年ドラマが生まれる順位戦ですが、今年のA級最終戦も大きなドラマが生まれそうな気がします。コンピュータ将棋も魅力的ですが、順位戦の魅力は人間同士の対局ならではの泥臭さがあることで、コンピュータにはA級永久に真似出来ないでしょうね(笑)
さて前置きはこれくらいにして前回の将皇vsぴよ将棋の後編を書きたいと思います。
前編を読んでない方は先に前編を読まれることをおすすめします(^^)
ぴよ将棋の5戦全勝で迎えた後半戦。どんなドラマが待っているのでしょうか。
第6戦
5連敗を喫した将皇さんですが今回の第6戦目も徐々に引き離されて劣勢になります。
将皇の△2七角に珍しくぴよ将棋が悪手を指します。
▲5八玉!!
すかさず将皇が△3九金と打って 先手の銀が助かりません。以下▲4八銀、△4九角成、▲6九玉、△4八馬とぴよ将棋は何をやっているのか分からない手順で逆に将皇が優勢になりました。その後もゴチャゴチャしてぴよ将棋が嫌らしく絡んで下図の局面。将皇が疑問手連発で結構差が詰まってます。この▲1三歩に対して将皇が痛恨の大悪手。。。
△1三同玉?!
当然ぴよ将棋はノータイムで▲3三桂成。
ここは難しいながらも△3四玉と上に逃げて上部開拓を目指すべきでした。一気に狭くなった後手玉・・・こうなるとぴよ将棋も俄然やる気を出してきます。どうも将皇は入玉を目指すのはあまり気が乗らないのかも知れませんね。
上図はハイライト。ぴよ将棋が▲4三金と詰めろを掛けた局面。ここでも△3四玉と上に上がるのが普通の感覚だと思うのですが将皇は△4一桂。思考は一貫しておりあくまでも自陣で頑張る漢らしい選択ですが・・・
ここで、ぴよ将棋の▲1二飛成に△同玉と応じたのが一手バッタリの大悪手。
以下、▲3二銀と掛けられて先手に駒を渡せない状況&受ける持ち駒もなく敗勢になりました。
次は ▲1四香からの詰めろが分かっていても受けにくい。この局面で後手は駒を渡さないで攻めようも無いし受けようもありません。もちろん先手玉に詰みもありません。△2三馬と受けても今度は ▲1三歩が打ててしまうで詰まされますし、後手は△1五歩と受けるしか無いのですが今度はその空いた空間に ▲1四歩と垂らされて手がありません。つまりこの局面は完全な必死です。将皇も△6九飛と記念王手して ▲8八玉以下程なく投了。ちなみに△6八飛成として銀を入手しても相手に飛車を渡すと1一と1三のいずれから飛車を打つ手があってこれを同時に防げないのでダメです。
ぴよ将棋 6 - 0 将皇
今度こそ将皇さん勝てるかと思ったのですが終わってみればぴよ将棋の6連勝。
ぴよたん強えええ・・・(;^ω^)
第7戦
先後を入れ替えた第7戦はぴよ将棋が優勢を拡大しつつ勝勢の局面。
後手は△2七銀と飛車を叱りつけて 将皇▲6八飛と逃げますがここから一気に寄せ上げます。
△6七馬!!
取るしかない▲6七同金に△5九角成とした下図の局面は先手の受けが非常に難しくなっています。
パッと見は簡単に受かると思ったのですが、よく見ると先手玉は(1)△4七桂不成、▲同飛、△3八銀打(又は△3八銀打、▲同飛、△4七桂不成)と(2)△3八銀打、▲同飛、△同銀成、▲同玉、△4八飛車、▲3九玉、△4九馬の詰めろが掛かっており、同時に受ける適当な受けが無いかも知れません。4七の地点を守る▲4六飛や▲5七飛は受けになっておらず後者(2)の手順で詰みますし、▲4九香は(1)の手順で詰みます。本譜は▲5八角とひねって来ましたが、これも(2)の手順で△4九馬の前に△4七桂不成と入れて ▲同角に△4九馬で詰みます。
この局面、4七と3八の地点をカバーして受けるなら自陣飛車を打つしか無いと思うのですが、5筋から9筋に打つのは(1)の△3八銀打以下の手順で3手詰め。なので打つなら▲1八飛~▲3八飛のいずれかだと思うのですが、詰みは無くてもこんな所に飛車を打つようでは詰めろは続くのでダメでしょうね。
そうして僕が小一時間考えて出した結論を、ぴよ将棋はその前の数秒で指した△6七馬の時点で見抜いていたのでしょうから恐ろしいってもんじゃありません。そう考えると、こんなバケモノに僕が勝てるわけがありません。
ぴよ将棋 7 - 0 将皇
第8戦
まさかの7連敗を喫した将皇ですが初勝利に向けて嫌らしい桂馬を打って来ました。この直前にわざわざ桂馬交換を挑んで来たので将皇の読み筋だったのでしょう。ここで▲2八歩は当たり前ですが冷静な対処でした。形とばかりに▲2七銀としたい所ですが、△6五角と打たれて目から火が出ます。飛車が逃げれば王手角取りですもんね。僕はいつもこんな手を喰らって将皇さんにいじめられてますが、さすがにぴよ将棋はしっかり読んでますねー。その後も手堅く攻めて寄せ切って8連勝。
ぴよ将棋 8 - 0 将皇
第9戦
ぴよ将棋に8連敗を喫した将皇ですが、この将棋に関しては執念を感じました。
ぴよ将棋が一方的に攻めて投了間近と思われたこの局面ですが、以下、▲7八桂、△7二銀、▲7一飛成、△9九龍、▲2三歩、△同金、▲8八角、△8九龍、▲2四歩、△同金、▲3三銀、△同銀、▲同歩成、△3二歩、▲4二銀、△同金、▲同と、△同玉で無理やり金を入手して▲7九金と打って龍を捕獲しに行きます。
以下、△7八銀成、 ▲同金寄、△9八龍、 ▲8九銀として無理矢理に龍を捕獲!!
将皇の執念恐るべし。。。(´ω`;)
その後も懸命に粘って受けまくって遂に・・・
将皇城を再構築www
しかし、攻め駒が一切ないので相当苦しい(敗勢)。
僕みたいなヘボ相手なら執念の受けに消耗し切ってここから間違えまくるのですが、ぴよ将棋は全く間違えずにジワジワ包囲網を絞ってしっかり寄せ切りました。ただこの将棋に関しては8連敗を喫した将皇さんの凄まじい執念を垣間見たのでそれだけで大満足でした。
ぴよ将棋 9 - 0 将皇
そして遂に迎えた最終第10戦目
最後の対局はぴよ将棋のセンスが光った一番でした。
既に先手大優勢っぽいですが、将皇の△5七桂はどう見ても悪手で筋悪の一手。先手は以下、▲6四香、△7二飛、▲8一馬、△7三飛と飛車を追いながら桂馬を取って絶好調。そこで一転▲4八銀、△4九桂成?、▲5七銀、△5五飛と飛車を叱りつけて優勢を拡大。
そこで▲1二香成と挟撃体制の一手で後手はあっという間に敗勢になりました。
後手の将皇もその後は飛車を敵陣に成り込んで追い上げますが・・・
ここでぴよさんの攻めがクリティカルヒット!!
▲5三桂馬!!
ここからの収束は見事でした。
以下、△同銀、▲同歩成、△同飛、▲4五桂、△9三飛に▲6三角と打った手が詰めろになっており、あっという間に寄り形に。こんな簡単に僕の師匠である将皇さんに対して寄せてしまうものなのか・・・
ありえん。。。il||li _| ̄|○ il||l
以下、△4二金左、 ▲3三桂成と進んで見事な挟み撃ちの攻めを披露してくれました。
ぴよ将棋、10連勝まで遂に先が見えて来ました。
ここから△6三金とすれば詰みは無いようですが、将皇は△3三同金として首を差し出します。以下、 ▲5二角成、△同玉、 ▲6三銀、△同飛、 ▲同馬、△4二玉、 ▲5三金、△3二玉、 ▲3一飛まで後手投了となりました。ちなみに ▲5二角成、△同玉に僕の第一感は ▲6一銀ですがこれも以下、△5三玉、 ▲6二銀、△4二玉、 ▲5一銀不成、△3二玉、 ▲3一金までで詰みそうです。
終わってみればぴよ将棋の10連勝!!!
結果的には圧倒的な強さで将皇を倒しました。将皇も10局を通して優勢な場面も多々あったのですが、ぴよ将棋の方が数段上と言う想像以上の強さの結果になりました。僕の師匠である将皇さんがここまで完膚無きまで叩きのめされて複雑な気持ちですが、それでも将皇の強さは誰よりも知ってますし、この結果で将皇師匠に対する信頼が失われる事は決してありません。将皇さんにはこれからも鍛えて貰うつもりですし、ぴよさんにもこれからは色々教わろうと思ってます。
それにしてもコンピュータ同士の戦いも思った以上に見応えありましたし感動もしました。
コンピュータでも悪手や疑問手は指しますし、形勢が揺れ動いたり逆転したり面白かったです。そして沢山の考えさせられる局面を題材として与えてくれて僕自身もいい勉強になりました。この両アプリも更に親しみを感じますし、今後も色々なソフトやアプリを題材に取り上げて行きたいですね。
最後までお付き合い下さってありがとうございました。
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先日のA級順位戦は興奮しましたね。
一斉対局の8回戦は帰宅してから名人戦順位戦棋譜速報サイト(課金してますw)でリアルタイムに追ってましたけど、我らが深浦康市九段は勝って残留に向けて大きく前進しました。途中は少し苦しい局面ではないかと思われたので勝った瞬間は本当に嬉しかったな(*´ω` *)
一番印象に残ったのは佐藤(天)八段-久保九段の一戦。久保九段の執念の粘りにA級の底力を垣間見た将棋でした。あの久保九段が降級の危機を迎えているとは信じられませんがそれがA級の厳しさなのでしょう。A級の将棋は素人から見てもやはり凄みがありますね。毎年ドラマが生まれる順位戦ですが、今年のA級最終戦も大きなドラマが生まれそうな気がします。コンピュータ将棋も魅力的ですが、順位戦の魅力は人間同士の対局ならではの泥臭さがあることで、コンピュータには
さて前置きはこれくらいにして前回の将皇vsぴよ将棋の後編を書きたいと思います。
前編を読んでない方は先に前編を読まれることをおすすめします(^^)
ぴよ将棋の5戦全勝で迎えた後半戦。どんなドラマが待っているのでしょうか。
第6戦
5連敗を喫した将皇さんですが今回の第6戦目も徐々に引き離されて劣勢になります。
将皇の△2七角に珍しくぴよ将棋が悪手を指します。
▲5八玉!!
すかさず将皇が△3九金と打って 先手の銀が助かりません。以下▲4八銀、△4九角成、▲6九玉、△4八馬とぴよ将棋は何をやっているのか分からない手順で逆に将皇が優勢になりました。その後もゴチャゴチャしてぴよ将棋が嫌らしく絡んで下図の局面。将皇が疑問手連発で結構差が詰まってます。この▲1三歩に対して将皇が痛恨の大悪手。。。
△1三同玉?!
当然ぴよ将棋はノータイムで▲3三桂成。
ここは難しいながらも△3四玉と上に逃げて上部開拓を目指すべきでした。一気に狭くなった後手玉・・・こうなるとぴよ将棋も俄然やる気を出してきます。どうも将皇は入玉を目指すのはあまり気が乗らないのかも知れませんね。
上図はハイライト。ぴよ将棋が▲4三金と詰めろを掛けた局面。ここでも△3四玉と上に上がるのが普通の感覚だと思うのですが将皇は△4一桂。思考は一貫しておりあくまでも自陣で頑張る漢らしい選択ですが・・・
ここで、ぴよ将棋の▲1二飛成に△同玉と応じたのが一手バッタリの大悪手。
以下、▲3二銀と掛けられて先手に駒を渡せない状況&受ける持ち駒もなく敗勢になりました。
次は ▲1四香からの詰めろが分かっていても受けにくい。この局面で後手は駒を渡さないで攻めようも無いし受けようもありません。もちろん先手玉に詰みもありません。△2三馬と受けても今度は ▲1三歩が打ててしまうで詰まされますし、後手は△1五歩と受けるしか無いのですが今度はその空いた空間に ▲1四歩と垂らされて手がありません。つまりこの局面は完全な必死です。将皇も△6九飛と記念王手して ▲8八玉以下程なく投了。ちなみに△6八飛成として銀を入手しても相手に飛車を渡すと1一と1三のいずれから飛車を打つ手があってこれを同時に防げないのでダメです。
ぴよ将棋 6 - 0 将皇
今度こそ将皇さん勝てるかと思ったのですが終わってみればぴよ将棋の6連勝。
ぴよたん強えええ・・・(;^ω^)
第7戦
先後を入れ替えた第7戦はぴよ将棋が優勢を拡大しつつ勝勢の局面。
後手は△2七銀と飛車を叱りつけて 将皇▲6八飛と逃げますがここから一気に寄せ上げます。
△6七馬!!
取るしかない▲6七同金に△5九角成とした下図の局面は先手の受けが非常に難しくなっています。
パッと見は簡単に受かると思ったのですが、よく見ると先手玉は(1)△4七桂不成、▲同飛、△3八銀打(又は△3八銀打、▲同飛、△4七桂不成)と(2)△3八銀打、▲同飛、△同銀成、▲同玉、△4八飛車、▲3九玉、△4九馬の詰めろが掛かっており、同時に受ける適当な受けが無いかも知れません。4七の地点を守る▲4六飛や▲5七飛は受けになっておらず後者(2)の手順で詰みますし、▲4九香は(1)の手順で詰みます。本譜は▲5八角とひねって来ましたが、これも(2)の手順で△4九馬の前に△4七桂不成と入れて ▲同角に△4九馬で詰みます。
この局面、4七と3八の地点をカバーして受けるなら自陣飛車を打つしか無いと思うのですが、5筋から9筋に打つのは(1)の△3八銀打以下の手順で3手詰め。なので打つなら▲1八飛~▲3八飛のいずれかだと思うのですが、詰みは無くてもこんな所に飛車を打つようでは詰めろは続くのでダメでしょうね。
そうして僕が小一時間考えて出した結論を、ぴよ将棋はその前の数秒で指した△6七馬の時点で見抜いていたのでしょうから恐ろしいってもんじゃありません。そう考えると、こんなバケモノに僕が勝てるわけがありません。
ぴよ将棋 7 - 0 将皇
第8戦
まさかの7連敗を喫した将皇ですが初勝利に向けて嫌らしい桂馬を打って来ました。この直前にわざわざ桂馬交換を挑んで来たので将皇の読み筋だったのでしょう。ここで▲2八歩は当たり前ですが冷静な対処でした。形とばかりに▲2七銀としたい所ですが、△6五角と打たれて目から火が出ます。飛車が逃げれば王手角取りですもんね。僕はいつもこんな手を喰らって将皇さんにいじめられてますが、さすがにぴよ将棋はしっかり読んでますねー。その後も手堅く攻めて寄せ切って8連勝。
ぴよ将棋 8 - 0 将皇
第9戦
ぴよ将棋に8連敗を喫した将皇ですが、この将棋に関しては執念を感じました。
ぴよ将棋が一方的に攻めて投了間近と思われたこの局面ですが、以下、▲7八桂、△7二銀、▲7一飛成、△9九龍、▲2三歩、△同金、▲8八角、△8九龍、▲2四歩、△同金、▲3三銀、△同銀、▲同歩成、△3二歩、▲4二銀、△同金、▲同と、△同玉で無理やり金を入手して▲7九金と打って龍を捕獲しに行きます。
以下、△7八銀成、 ▲同金寄、△9八龍、 ▲8九銀として無理矢理に龍を捕獲!!
将皇の執念恐るべし。。。(´ω`;)
その後も懸命に粘って受けまくって遂に・・・
将皇城を再構築www
しかし、攻め駒が一切ないので相当苦しい(敗勢)。
僕みたいなヘボ相手なら執念の受けに消耗し切ってここから間違えまくるのですが、ぴよ将棋は全く間違えずにジワジワ包囲網を絞ってしっかり寄せ切りました。ただこの将棋に関しては8連敗を喫した将皇さんの凄まじい執念を垣間見たのでそれだけで大満足でした。
ぴよ将棋 9 - 0 将皇
そして遂に迎えた最終第10戦目
最後の対局はぴよ将棋のセンスが光った一番でした。
既に先手大優勢っぽいですが、将皇の△5七桂はどう見ても悪手で筋悪の一手。先手は以下、▲6四香、△7二飛、▲8一馬、△7三飛と飛車を追いながら桂馬を取って絶好調。そこで一転▲4八銀、△4九桂成?、▲5七銀、△5五飛と飛車を叱りつけて優勢を拡大。
そこで▲1二香成と挟撃体制の一手で後手はあっという間に敗勢になりました。
後手の将皇もその後は飛車を敵陣に成り込んで追い上げますが・・・
ここでぴよさんの攻めがクリティカルヒット!!
▲5三桂馬!!
ここからの収束は見事でした。
以下、△同銀、▲同歩成、△同飛、▲4五桂、△9三飛に▲6三角と打った手が詰めろになっており、あっという間に寄り形に。こんな簡単に僕の師匠である将皇さんに対して寄せてしまうものなのか・・・
ありえん。。。il||li _| ̄|○ il||l
以下、△4二金左、 ▲3三桂成と進んで見事な挟み撃ちの攻めを披露してくれました。
ぴよ将棋、10連勝まで遂に先が見えて来ました。
ここから△6三金とすれば詰みは無いようですが、将皇は△3三同金として首を差し出します。以下、 ▲5二角成、△同玉、 ▲6三銀、△同飛、 ▲同馬、△4二玉、 ▲5三金、△3二玉、 ▲3一飛まで後手投了となりました。ちなみに ▲5二角成、△同玉に僕の第一感は ▲6一銀ですがこれも以下、△5三玉、 ▲6二銀、△4二玉、 ▲5一銀不成、△3二玉、 ▲3一金までで詰みそうです。
終わってみればぴよ将棋の10連勝!!!
結果的には圧倒的な強さで将皇を倒しました。将皇も10局を通して優勢な場面も多々あったのですが、ぴよ将棋の方が数段上と言う想像以上の強さの結果になりました。僕の師匠である将皇さんがここまで完膚無きまで叩きのめされて複雑な気持ちですが、それでも将皇の強さは誰よりも知ってますし、この結果で将皇師匠に対する信頼が失われる事は決してありません。将皇さんにはこれからも鍛えて貰うつもりですし、ぴよさんにもこれからは色々教わろうと思ってます。
それにしてもコンピュータ同士の戦いも思った以上に見応えありましたし感動もしました。
コンピュータでも悪手や疑問手は指しますし、形勢が揺れ動いたり逆転したり面白かったです。そして沢山の考えさせられる局面を題材として与えてくれて僕自身もいい勉強になりました。この両アプリも更に親しみを感じますし、今後も色々なソフトやアプリを題材に取り上げて行きたいですね。
最後までお付き合い下さってありがとうございました。
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